ライター : myan3

日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエ / フードアナリスト

熊本県発祥のお惣菜「ちくわサラダ」

ちくわサラダという商品があるのをご存知ですか?ちくわの穴にポテトサラダをぎっしり詰めてサクッと揚げた料理。居酒屋のおつまみにも出てきそうな揚げ物で、外はカリッと、中はじゅわっとジューシーなちくわの食感、そして滲み出る濃厚なポテトサラダの味が特徴です。 実は熊本のローカルフードで、熊本に本店をおくお弁当・お総菜専門チェーン店「おべんとうのヒライ」が発祥のお惣菜なんです。今では熊本全域のお弁当・お惣菜チェーンの定番メニューとなっており、その人気ぶりを伺えます。 今回は、おべんとうのヒライについて、家でも作れる基本のレシピ、さらにアレンジレシピまでご紹介します。

おべんとうのヒライとは?

おべんとうのヒライは、熊本と福岡を中心に店舗を広げ、ロードサイド店から小型スーパー、大規模なショッピングセンターのテナント店まで展開しています。店内調理、対面販売を行い、できたて熱々のお惣菜やお弁当を提供し、沢山のお客さんの胃袋を掴んでいます。

団体向けのお弁当や、お花見などの行楽行事にもぴったりな華やかなお弁当も用意し、さまざまなシーンに対応。ワンコインで購入できるお弁当も魅力のひとつです。

「ちくわサラダ」商品化の由来

おべんとうのヒライ立野店が、最初に商品化したようです。人気のお惣菜であるポテトサラダをちくわと一緒にしたら、人気が倍になるのでは?という発想から30年前に商品化。手の平に収まりきらない巨大ちくわの中に、ポテトサラダをぎゅっと詰め込んだちくわサラダです。

熊本県内で広がり、今では定番メニューのひとつとして堂々と君臨する人気惣菜へ発展。取り扱うお惣菜店によって「ちくわサラダ天」「サラダちくわ天」「ちくわのポテト天」など呼び名はさまざまなようです。

元祖ちくわサラダのほか、アスパラや納豆、玉子サラダ、おから、焼きそばなどを詰めたメニューもあるようです。お子様にも喜んでもらえて、さらにはお父さんが食べるおつまみにもよく合いそうなお惣菜ですよね。

ちくわサラダの基本の作り方

材料

・ちくわ ・ポテトサラダ ・天ぷら粉 ・揚げ油

作り方

ちくわの穴にポテトサラダを詰め込みます。水で溶いた天ぷら粉にくぐらせ、170度の油でさっと揚げれば完成です。 すでに火が入っているので、揚げすぎないようにしましょう。ちくわの穴にポテトサラダを詰めづらい場合は、包丁を入れてちくわを縦に開いて詰めると良いでしょう。
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