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連載:一杯のお茶を、もっとたのしく

ハーブティーってなんだか難しそうと思っていませんか?実は、広域には「紅茶」もハーブの一種。選び方やポイントをおさえれば、簡単においしいハーブティーが楽しめます。今回は梅雨時におすすめのハーブティーやおいしく入れるコツを紹介します。

ハーブティーをもっと身近に!

さまざまなお茶のたのしみ方をご提案する本連載。今回はハーブティーのお話です。
ハーブティーというと、なんだか漠然としていて取っ付きにくいなあと思うかもしれませんが、実はそれほど難しいものではなく、簡単に生活に取り入れることができるんですよ。

広域には、紅茶も「カメリアシネンシス」という学名を持ったハーブの一種。今日は、ハーブティーの世界に少しだけ足を踏み入れてみましょう。

そもそもハーブティーとは

ハーブ(herb)とは、一般には、生活に役立つ香りのある植物のことです。
お料理に使ったり、ハーブ染めの染料になったり、クラフトでたのしまれたり、またガーデニングなどで活用されていますね!

バジルや、ローズマリーをお料理に使うと風味が増しておいしくなりますし、おしゃれな雰囲気が漂って素敵だなって思いませんか?
スパイス系のハーブをたっぷりと使ったお菓子を焼いたら、部屋中に香ってしあわせな気分になったりしますよね。

暮らしのさまざまな場面で活用されているハーブですが、簡単に使えるものとして代表的なのが、お湯で蒸らして飲む『ハーブティー』。​

ハーブティーはとても古い時代から薬として用いられてきました。
ハーブティーの歴史をたどると薬として用いられた時代がとても長いので、「おいしい」というよりも、「身体にいいからのみましょう」という感覚が根付いているかもしれません。

でも、身体に良いと分かったうえで、おいしいと感じながら飲めれば、さらに効果がアップすることは間違いなしですね。では、おいしいハーブティーをたのしむにはどうすればいいのでしょう?

ハーブを購入するときの注意点

まずハーブティー用のハーブを選ぶ際に、必ず確認してほしいのは食用のハーブであるかどうかです。

ドライハーブには、ポプリのように色付けされたり、着香されたりして、食品以外の目的で販売されているものもあります。
食用には、向かないハーブもあるので、どの部位を使うのか、そもそも食べても大丈夫なハーブなのかをしっかりと見極める必要があります。

次に必ずチェックしてもらいたいのが、世界共通の「学名」です。学名が記載してあることは最低限のお約束ですが、それがない場合、食せないものもあります。

例えば、ラベンダーはおよそ200種類以上が存在しますが、ハーブティーとして効能等が期待できるのは、そのうちの2種類だけ。あとは、園芸用なのです。

そして、使用する部位、原産国、製造年月日、農法、加工法もしっかりと押さえておきましょう。食品として身体に入ってくるものですから、ほかの食品と同様に、自分が摂取しようとしているものを知るのは大切なことです。

持病や体調とハーブの相性にも注意

また、アレルギーがある方、薬を服用している方、妊婦さんや授乳中の方には、避けたほうがいいハーブもありますので注意してください。

例えば、キク科アレルギーの方は、ジャーマンカモミールやカレンデュラは飲めません。またカフェイン摂取を控えている方には、カフェインを含むマテはおすすめできません。

よく​​分からないときは、信頼のおける専門店での購入をおすすめします。

ハーブティーの種類

ハーブティーには、花、葉、茎、根、果実、種子、皮などの部位があります。
ハーブによっては、食用として使える部位と、使えない部位がありますので、注意が必要です。​​

カルダモン、フェンネル、ローズヒップのような種子、果実類は、蒸らし時間をやや長めにするほうが、味がしっかりと出ておいしく飲めます。

反対に、コモンマロウ(マローブルー)、ローズのように花のハーブは、あまり長く蒸らすと、苦味が出てきたり、香りが飛んでしまったりしておいしく飲めません。
また、お湯で蒸らして飲むハーブティーには、フレッシュハーブティーと、ドライハーブティー​​の2種類があります。

摘みたてのフレッシュハーブティーは、香りを強く感じることができ、生き生きとした新鮮さが特徴です。
一方、ドライハーブティーは、季節を選ばず手に入れられ、保管もできるので、常備しておけば飲みたい時にすぐに飲めるのが魅力です。

保存方法

購入後はなるべく新鮮なうちに飲みきりたいので、小分けでの購入がおすすめです。

とはいえ、ドライハーブの場合は、ある程度の保存が利くのが利点ですから、上手に保存すれば長期間おいしさを保てます。
封を開けたら、密閉容器に移し替えて密封し、遮光して紫外線を防ぎ、高温高湿を避けた冷暗所で保管しましょう。

わたしの教室では、レッスンで使うものは生徒さんからよく見えるようガラスの容器に入れて、遮光のため戸棚に保管しています。それ以外の密閉袋、未開封のものは、収納棚にしまっています。

おいしく入れるには?

ドライハーブティーの入れ方

ドライハーブティーを入れるときは、ハーブの量はカップ一杯あたり小さじ1杯を基準にします。かさばるハーブはそれよりも多めに、ぎゅっと詰まっていて質量のあるものは軽く小さじ1杯で試してみてください。お湯の量は、1杯あたり160ccが目安です。

フレッシュハーブティーの入れ方

フレッシュハーブティーを入れるときは、ドライハーブの場合のおおよそ3倍以上のハーブを使用してください。フレッシュハーブは水分をたっぷり含んでいるため、ドライハーブと同じ量では薄味になってしまい、おいしくなりません。

おいしく飲むためのポイント

ハーブの場合は、​紅茶のように「ゴールデンルールズ(紅茶の淹れ方の基本)」はありません。
ですが、紅茶と同じように、ポットを湯通しして温める、沸騰したてのお湯を使う、しっかりとフタをして3分以上蒸らす、などのポイントをおさえると、ハーブが本来持っている成分をしっかりと抽出してあげることができます。

ハーブティーの効果と選び方

ハーブといっても、たくさんの種類があって、どれを飲んでいいのかわからない、というのが、ハーブがなかなか生活の中に浸透していかない理由かもしれません。

今日は、いくつかのハーブティーの効果を知って、ハーブを選んでもらうポイントをお伝えいたします。(比較的手に入りやすいものを挙げます)

イライラや興奮を鎮め、リラックスしたい時

ジャーマンカモミール
ペパーミント
タイム
セージ
ラズベリーリーフ
リンデン
ラベンダー

テンションを上げて、もうひと頑張りしたい時

ペパーミント
ローズマリー
ハイビスカス
レモングラス
シナモン
マテ

暴飲暴食​​​​​​​してしまい胃腸が重い時

ペパーミント
ジャーマンカモミール
フェンネル

梅雨どきにおすすめのハーブティー​​​

梅雨真っただ中のこの季節には、不調を訴える方が多いようです。梅雨の時期を少しでも快適に過ごせるように、おすすめのハーブを紹介します。 ぜひ役立ててくださいね。

エルダーフラワー(学名:Sambucus nigra)

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梅雨の時期は、湿度が高く、なかなか汗がかけない状態になります。
汗がかけないと腎臓などに負担がかかりやすくなるので、エルダーフラワーの発汗作用を利用して体調を整えると良いと思います。

ダンデライオンリーフ(学名:Dandelion leaf)

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ダンデライオン(タンポポ)というと、根を使うダンデライオンルートをイメージされる方もいると思いますが、葉を使うダンデライオンリーフもあり、それぞれ作用が異なります。ダンデライオンリーフには利尿作用があり、むくみの予防に役立ちます。

ラベンダー(学名:Lavandula officinalis)

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抗菌作用、鎮痙(ちんけい)作用、鎮静作用が期待できるラベンダー。梅雨の時期にもってこいの抗菌作用を利用したいところです。また、リラックス効果により、不眠予防と精神の安定に役立ちます。

ペパーミント(学名: Mentha piperita)

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梅雨の時期は、なにかと気分が落ち込みがちになります。そんな時に、ペパーミントを、憂鬱・倦怠感のリフレッシュハーブとして活用しましょう。
ペパーミントは、元気がないときには元気になるように、興奮気味のときは落ち着かせるようにと働いてくれる優れもの。いつでも近くにおいておきたいハーブのひとつです!

好きなフレーバーからはじめよう

ハーブティーって難しそう……と構えずに、まずはあなたの好きな香りや味のものを飲むことからはじめてみてください。
好きな香りを嗅いだり、飲んだりすると、心も身体もとてもリラックスした状態になります。​​

ハーブは単一成分ではありませんので、同じハーブでも、リラックスさせてくれたり、元気にしてくれたりとあなたの調子に合わせて作用してくれるすぐれもの。

ぜひ、五感でたのしむハーブティーを生活に取り入れてみてくださいね!

(写真&スタイリング/micamaru)
▼ハーブティ専門店でほっとひと息
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