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普段の食卓にも登場することが多いトマト。そのおいしさはもちろん、料理を美しく彩ってくれるので重宝しますよね。栄養価が高いことでも知られていますが、具体的にどのような効果・効能があるのでしょうか。今回は効果的な食べ方も合わせてご紹介します。

トマトの由来や歴史とは?

甘酸っぱくてみずみずしいトマト。見た目もあざやかなので、食卓の彩りとしても重宝されていますよね。

トマトという名前は“膨らむ果実”を意味する「トマトゥル」からきています。トマトゥルとはメキシコで「ホオズキ」を指しており、ビジュアルが似ているトマトを同じ名前で呼ぶようになったのが由来なのだとか。

もとは観賞用だった⁉︎

トマトは南ペルーのアンデスで生まれたといわれています。その種が人間や鳥に運ばれメキシコへたどり着き、栽培が始まりました。ヨーロッパでは意外にもトマトは食用ではなく、観賞用として栽培されていました。香りが強くあざやか過ぎたことが要因だそうです。

また、トマトはナス科に属しています。ナス科の植物には麻酔作用や幻覚作用がある植物が多いことから、その作用を危惧してあまり食されなかったのでしょう。日本へは江戸時代にわたっていましたが、日本も同様、はじめは観賞用でした。食用として用いられるようになったのは、明治時代以降になってからだそうです。

トマトが持つ栄養素

リコピン

トマトの代表的な栄養素といえばリコピン。リコピンは強い抗酸化作用をもっていて、老化や生活習慣病のもととなっている活性酸素を除去するのに役立ちます。さらに、コラーゲンの減少を抑制する働きもあります。

クエン酸

トマトの特徴でもある酸味のもとになるのがクエン酸。クエン酸には疲労回復を促す作用があるので、体力を消耗した時や夏バテしてしまったときなどに役立ちます。むくみや筋肉痛の原因となる乳酸を尿から排出させる働きもあります。

グルタミン酸

内臓脂肪を溜まりにくくする働きをもつグルタミン酸は、ダイエット効果が期待できます。コラーゲンを生成するアミノ酸の一部でもあるため、美肌作りにも役立ちます。痩せながら、美肌も目指せるなんてうれしいですよね。

カリウム

トマトには100gあたり210mgのカリウムが含まれます。カリウムは、体内の余分な水分や塩分を体外に排出するという機能をもつので、むくみ防止に効果が期待できます。現代人の食事は塩分が多めといわれているので、しっかりとカリウムを摂取したいですね。

ケルセチン

あまり聞きなれない栄養素ですが、ケルセチンはトマトの皮に多く含まれています。血管を丈夫にする役割をもち、血液をサラサラにするといわれています。これは、ケルセチンが持つ抗酸化作用によって活性酸素のダメージを軽減させる効果があるからだそう。

トマトの効果・効能

トマトを食べることによって、健康面や美容面に対してどのような効果・効能をもたらしてくれるのでしょうか。意外と知らなかったこともあるかもしれません。知識を得た上で、今後にいかしてみましょう。

シミ予防・美白効果

リコピンは生活習慣病だけでなく、女性の大敵シミの原因となるメラニンを抑制する効果もあります。メラニンが抑制されることで、美白効果も得られるといわれています。肌のハリを取り戻してシワを予防できる効果も期待できます。

ダイエット効果

リコピンが成長ホルモンの分泌を促すことで、基礎代謝を上げることによるダイエット効果や脂肪蓄積の抑制作用が注目されています。さらに、動物実験では脂肪燃焼作用があると報告されている「13-OXO-ODA」という脂肪酸が含まれており、リコピンとの相乗効果でダイエットに役立つことが期待されています。

疲労回復

トマトに含まれるβカロチンは、体内でビタミンAに変化することによって、皮膚や粘膜の保護や強化に役立ちます。このことから、風邪の予防やインフルエンザにかかりにくいともされています。また、クエン酸は疲労の原因とされる乳酸を燃やし、疲労回復を促す効果が期待できるのです。βカロチンとクエン酸の相乗効果で、さらなる効果が見込めるでしょう。

美髪効果

トマトには、皮膚や毛髪の細胞を活性化させる役割を持つビオチン(ビタミンH)や毛細血管を強化するビタミンPが含まれています。またβカロチンも頭皮を丈夫にする働きを持つので相乗効果で、さらなる効果が見込めます。

トマトの栄養を失わずに食べる方法

栄養価の高いトマト。できるならその栄養素を失わずに摂取したいですよね。ではどのような方法があるのでしょうか。ぜひ、下記を参考にして食卓に加えてみてください。

油と一緒に摂ろう

トマトの栄養素リコピンは、油に溶けやすい性質を持っています。油の中でも、特にオリーブオイルと相性がよく、同時に摂取すると効率的にリコピンを吸収できます。生で食べるときもドレッシングとしてオリーブオイルをかけるとよいですね。

加熱すると吸収率アップ

リコピンは加熱すると生のトマトより2~3倍吸収力がアップします。トマトの煮込みや炒め物で効率的に摂取しましょう。トマトソースを作っておけば、パンに塗ったりピザソースにしたりと応用ができるので、時間があるときに作っておくと便利です。

トマトジュースでもOK

トマトの栄養素を摂取したいのであれば、トマトジュースでもその効果は見込めるといいます。起きがけの1杯や各食事とともに、また通勤中など手軽に摂取できるのでおすすめです。トマトジュースには塩分も多く含まれているので、注意しましょう。その際は、無塩タイプを選ぶか、自分で作ってみるのもいいですね。

食べるとき注意したいこと

栄養価が高く美容や健康にもいいトマトですが、注意すべき点があります。以下の点には十分に注意をしてくださいね。

腎臓の機能が低下しているとき

トマトの栄養素のひとつとしてカリウムが含まれます。腎臓機能が低下している人が、カリウムを摂取してしまうと心臓に負担をかけることがあります。健康診断などで腎臓の調子がよくないと診断されている場合などは、くれぐれも注意しましょう。

冷え性

生のトマトには体を冷やす性質があります。ですので、冷え性の人や妊婦さんは食べ過ぎに注意しましょう。また、生ではなく加熱することによって体を温める性質に変化しますので、なるべく加熱して食べることをおすすめします。

トマトの種類による栄養の違い

スーパーなどでよくみかけるのは赤い大玉のトマトやミニトマト。他にも種類があるトマトですが、種類によって栄養の違いはあるのでしょうか。意外な事実がみえてきます。

フルーツトマト

フルーツトマトは、糖度8%以上の甘いトマトです。限界まで水を与えないという方法で栽培をしています。フルーツトマトにも種類が豊富にあるので、栽培方法によっても異なりますがリコピンや各種ビタミンなどの含有率は、一般的なトマトに比べ3~5倍ほど多いといいます。

ミニトマト

カロリーや、含まれている栄養分は一般的なトマトと変わりはありませんが、含有量はミニトマトの方が高いのです。小さいのにもかかわらず、栄養価が高いので少量で摂取できていいですよね。

黄色いトマト

色が黄色だと未熟な状態で収穫したのではないかと思ってしまいそうですが、きちんとした品種なので安心してください。栄養成分は赤いトマトと変わりはありませんが、リコピン含有量が多く、体内に吸収されやすいのが黄色いトマトの特徴です。

黒トマト

あまり目にしない黒トマト。比較的クセはなく酸味が少ないのが特徴で、やわらかくて皮が薄いのであまり出回っていないようです。黒トマトには、ポリフェノールの一種でアントシアニンという物質が含まれており、目の疲労回復に効果が期待できます。また、リコピン含有量は赤いトマトより豊富に含まれています。なかなか目にしないですが、家庭菜園でも比較的栽培しやすい品種もあるようなので、家庭菜園で育ててみてはいかがでしょうか。

おわりに

見た目もあざやかで、食卓をきれいに彩ってくれるトマト。さまざまな調理法があり、アレンジもしやすいので普段の食卓に登場することも多いですよね。また、トマトジュースやトマト缶もあるので手軽に摂取しやすいのもポイントです。

そんなトマトには、女性にうれしい美容・健康効果が豊富に含まれていることがわかりました。あなたもぜひ、トマトの栄養や効能を理解した上で、効果的に取り入れてみてくださいね。

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