ライター : macaroni 編集部

タイ発祥のエスニックカレー「プーパッポンカリー」とは?

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

タイで生まれた「プーパッポンカリー」とは、カニやソフトシェルクラブをチリインオイル(甘辛味噌油)で味つけして炒め、牛乳入りの卵液を混ぜ合わせて熱した料理のことです。「プー」がカニ、「パッ」が炒める、「ポンカリー」がカレー粉を意味しています。

チリインオイルは「トムヤムクン」の味つけにも使われる、日本人になじみ深い調味料。牛乳や卵も入れるので辛さひかえめ、カニの旨味が広がるマイルドな味わいです。

プーパッポンカリー発祥の店はバンコク「ソンブーン」

プーパッポンカリー発祥の店は、タイ・バンコクにある「ソンブーン」。小泉元首相も訪問したことで知られる名店です。

もともとはカレー粉でカニを炒めただけのシンプルな料理でしたが、中国系タイ人の創始者が家族のために卵を加えて作ったものが好評で、お店でも出してみたら大評判に。現在お店で提供されるスタイルを確立したんですよ。

東京都内で味わえる、プーパッポンカリーのおすすめ店3選

1. シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー(上野)

エントランスからタイ情緒いっぱいの「シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー」。店内に一歩入れば、茶色をベースにした落ち着いた空間が広がっています。

壁に飾られたゾウのタペストリーなど、タイで買い付けた装飾品が多数飾られていて、タイの情緒を感じながらプチ旅行気分を味わえますよ。

プーニン パットポンカリー

Photo by ぐるなび

1,650円
タイから仕入れた調味料やスパイスをふんだんに使用した本格的な味わい。タイ人のシェフが、本場の味を再現してくれますよ。野菜たっぷりで食べ応え抜群ですね。何人かでシェアもできるので、女子会にもぴったりですよ。
店舗情報

2. バンタイ(新宿)

Photo by @banthai_shinjyuku

新宿歌舞伎町の入り口あたり、明るく広い店内で賑やかにタイ料理を楽しめる「バンタイ」。複数の厳しい項目をクリアして「タイ国政府商務省認定レストラン」に認定されたお店です。

タイ国が認めた、本場の味わいを楽しめますよ。コースメニューも豊富なので、グループでの飲み会にもおすすめです。

プーパッポンカリー

Photo by @banthai_shinjyuku

1,980円
お店の看板メニュー「プーパッポンカリー」!ほどよい辛さで思わずごはんもパクパク進んじゃうおいしさです。迫力満点な殻つきのカニが丸ごと出てきます。身がとっても大きくプリプリで、満足度の高いひと品ですよ。

カニのだしがたっぷり溶け出した、本格的な味わいのスープも残さずいただきましょう!
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