ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

焼き鳥屋さんでも人気の『ふわとろ長芋焼き』

焼き鳥屋さんと言えば、看板メニューは当然「焼き鳥」!でも、そんなメインを押して人気のサイドメニューがあることをご存知ですか? フライドポテト?サラダ?それともご飯もの? いえいえ、正解は長芋なんです! アツアツの鉄板に、卵などをいれて焼いたふわふわの長芋。 ちょっと味を変えたいときの箸休めに、皆で気軽にシェアできるちょうど良いボリュームだと人気を呼んでいるそう。 真ん中に生卵があったり、刻み海苔やマヨネーズがトッピングされたりしていて、見た目はお好み焼きに似ています。 嬉しいのは、お好み焼きに似ていて粉もの好きにも好かれる一品でありながら、とってもローカロリーでヘルシー、しかも食べごたえ満点ということ! 今回ご紹介するのは、そんな焼き鳥屋さんで人気のメニューの再現レシピ。 スキレットを使用すれば、簡単で、そのまま出してもおしゃれなおつまみのできあがりです。

『焼き鳥屋さんのふわとろ長芋焼き』の作り方

材料(2人前)

スキレット15cm(6インチ)サイズ使用
長芋 長さ15〜20cm程度 卵 1個 顆粒だし 小さじ2 ゴマ油(ほかの油で代用可)小さじ1 薬味(ネギ・海苔・鰹節)お好みで マヨネーズ 適量

作り方

①卵は卵黄と卵白に分け、卵白を軽くかき混ぜる。
卵に付着しているカラザ(白い紐状の繊維)は口触りが悪いので取り除きましょう。 卵白はとろみを切るようにして軽く混ぜるだけで大丈夫ですが、よく泡立てるとよりふわふわの仕上がりになりますよ。
②長芋をすりおろす。
※手がかゆくならないために…… 長芋を触る前に、手に酢水を塗るとかゆくなりません。また、手の内側以外につかないようにするとかゆみは防げますよ。
③卵白と長芋、顆粒だしを加えて混ぜ合わせる。
ねばりが強くて混ざりづらい時は、少量の水を加えましょう。
④スキレットにゴマ油を中火で熱し、生地を注ぎ込む。
スキレットの真ん中をめがけて少し高めの位置から注ぐと、自然に生地が広がります。
⑤蓋をして弱火で5分蒸し焼きにする。
ご家庭の調理器具によって火力は変わるので、火加減は調整してください。 目安としては、蓋をする前に、生地の端がふつふつと沸騰していたら十分熱が回っている頃合いなので弱火にしてください。
⑥生地を火からおろし、真ん中に卵を落としトッピングして完成!

アツアツのうちに召し上がれ!

卵を落とす時は、あらかじめスプーンの背などで凹みを作っておくと安定します。 マヨネーズは放射状にかけ、お好みで鰹節、刻み海苔を散らしましょう。 紅ショウガを加えてもおいしいですよ。 底はカリッと香ばしく、生地はふわふわとろける舌触りで人気もうなずける味です。卵黄を割って生地と絡めるとまた絶品! 食感を楽しむ一品なので、お酒も炭酸入りののどごしの良いものと好相性です。 焼き鳥もあわせて出すと、ますます居酒屋さん気分が楽しめますね。

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