ライター : 白江 和子

管理栄養士 / webライター

とうもろこしのカロリーと糖質はどれぐらい?

重量カロリー糖質量
とうもろこし1本150g134kcal20.7g
(※1,2)
とうもろこし1本分の可食部は、150gです。カロリーが134kcal、糖質量は20.7gあり、カロリー、糖質ともに多く含みます。カロリーや糖質の摂り過ぎは肥満につながるので、摂取量には注意が必要です。(※3,4)

ほかの野菜と比べると

カロリー糖質量
とうもろこし89kcal13.8g
にんじん35kcal6.5g
キャベツ21kcal3.4g
トマト20kcal3.7g
(※1,5,6,7)
とうもろこしのカロリー、糖質量を100gあたりで、ほかの野菜と比べてみました。とうもろこしは、カロリー、糖質ともにもっとも高く、カロリーはキャベツやトマトの4倍以上、にんじんの2.5倍です。また糖質量は、比較した野菜のなかで一番多く含むにんじんの2倍以上あります。

主食とくらべると

カロリー糖質量
とうもろこし89kcal13.8g
白ごはん156kcal35.6g
食パン248kcal42.2g
コーンフレーク380kcal81.2g
(※1,8,9,10)
とうもろこしのカロリー、糖質量を100gあたりで、主食と比べてみましょう。とうもろこしのカロリーと糖質量は、もっとも低い値でした。比較した主食のなかで一番低い白ごはんと比べても、カロリーは3/5以下、糖質量は2/5以下です。

ダイエット中にとうもろこしを取り入れるメリット

ポイント

  1. 便秘対策に欠かせない食物繊維が摂れる
  2. むくみ対策に役立つカリウムが豊富
  3. ごはんよりGI値や糖質が低め

便秘対策に欠かせない食物繊維が摂れる

とうもろこし100gあたりには、食物繊維が3.0g含まれています。

食物繊維は、2種類に分類されます。水溶性食物繊維は糖質の吸収を緩やかにしたり、コレステロールを吸着して排泄したりする作用が。不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らむので、腸を刺激して便通を良くする作用があります。

とうもろこしは両方の食物繊維を含んでいますが、特に不溶性食物繊維が豊富ですよ。(※1,11)

むくみ対策に役立つカリウムが豊富

とうもろこしには、カリウムが100gあたり290mg含まれています。

カリウムには、余分なナトリウムと水分を体外に排出するはたらきがあるので、むくみ対策に役立ちます。ナトリウムとカリウムをバランスよく摂取して、体内の水分調節をするのがポイントです。(※1,12)
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