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欧米では主流の乳児用「液体ミルク」。日本では現時点で製造も販売もされていませんが、ついに国内でも導入が検討されました。育児の常識を変える可能性を持つ、液体ミルクの可能性、利便性について、詳しくまとめてみました。

震災をきっかけに注目された液体ミルク

「液体ミルク」という存在を知っていますか?生後12か月までの乳児が母乳代わりに飲めるよう、栄養成分が調整されている液体状のミルクのことを指します。

乳児用に調整されたミルクは、通常、粉状と液体状の2つが存在します。一般的に前者を「粉ミルク」、後者を「液体ミルク」と呼びますが、日本国内で「液体ミルク」はあまり知られていません。

その液体ミルクが一躍、日本国内で認知されたきっかけは、1995年、阪神・淡路大震災の際に、災害時における液状ミルクの必要性が話題になったこと。さらに、今年起きた熊本地震の直後も、欧米で「乳児用液体ミルクを熊本に送ろう」という動きが起き、事実、フィンランドから約5000パックの液体ミルクが届けられたことから、SNSを通じて、より広く知られるようになりました。

液体ミルクの利点とは

では、なぜ一般的な粉ミルクではなく、液体ミルクがより被災地に必要だったのでしょうか。それは、上で述べたように液体ミルクは粉ミルクと違って、液状のままパックされているからです。温める必要がなく、常温で赤ちゃんに飲ませることができ、さらに無菌状態で密閉されているので、常温で半年から1年の保管が可能。こうした利便性の高さが、液体ミルクのメリットです。

災害によって水道や電気、ガスが止まってしまえば、粉ミルクを作るのは容易ではありません。もちろん、粉ミルクを使って一からミルクを作るには、清潔な水も必要です。こうした理由から、液体ミルクがいかに役立つか、注目が集まるようになりました。

液体ミルクと粉ミルクの違い

液体ミルクは栄養成分を調整しているので、粉ミルクと変わりなく赤ちゃんに栄養を補給することができます。液体ミルクと粉ミルクの違いを、以下にまとめてみました。

①開封すればすぐ飲める、②水(温水)がいらない、③常温で保管できる、④密封されているので衛生的、⑤長期保存できる、⑥手軽に持ち運べる、⑦出先でもサッと授乳できる

上記のようなメリットが、粉ミルクにない特長といえるでしょう。

液体ミルクは飛行機に持ち込める

ところで、飲料を厳しくチェックされる飛行機にも、液体ミルクは持ち込めるのでしょうか?結論からいうと、液体ミルクも粉ミルクも、手荷物として飛行機に持ち込むことは可能です。

粉ミルクであれば、キューブタイプの粉ミルクにするか、分量分の粉ミルクを哺乳瓶に入れておくとよいでしょう。

液体ミルクの場合、さらに手軽です。国内線と国際線で違いはありますが、通常、国際線では100mlを超える容器に入った液体物は、搭乗ゲートで回収されてしまいます。ただし液体ミルクの場合、子どもの姿を見せながら、子ども用のミルクであることを伝えれば、検査官に返してもらうことができるそうです。機内でお湯をもらってミルクを作る手間も省けますし、その点も液体ミルクのメリットといえますね。

液体ミルクの安全性

液体ミルクは海外で製造されているため、安全性に不安を持つ人も少なくないようです。

ただし、アメリカでは粉ミルク同様に、液体ミルクが一般のスーパーや薬局で売られていますし、イギリスの病院でも出産直後、液体ミルクがごく普通に与えられているそうです。熊本地震のあと、約5000パックの液体ミルクを届けてくれたフィンランドでも、粉ミルクではなく、すぐ飲める液体ミルクを赤ちゃんに与えることは、ごく一般的なことなのだそうです。

そうした点を踏まえれば、液体ミルクの安全性に問題はない、といえるでしょう。

液体ミルクを日本で買うには?

しかしながら、現時点で液体ミルクは、日本で販売されていません。実際、どの国内メーカーも作っておらず、乳児用の液体ミルクとしては調整豆乳をベースとした一商品のみ。牛乳を主成分とした液体ミルクは製造も販売もしておらず、流通していません。そのため、日本では、まだまだ知名度が低いのです。

では、なぜ日本で製造・販売されていないのでしょうか。

主に「厚生省の許可が下りない」(厚生労働省の省令で、乳幼児用食品は「粉乳」と限定されており、液体ミルクの製造販売は認められていない)、「認知度が低く需要がない」と言った理由があります。これまで災害のたびに注目を集めてきましたが、一過性で終わってしまったのが現実のようで、国内メーカーは具体的に製造を検討してこなかったそうです。

ですから、液体ミルクを日本で購入する場合、Amazonなどの通販サイトを理由する以外、基本的に現時点で方法はありません。

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出典:www.amazon.co.jp

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おわりに

2016年5月25日、日本で初めて、乳児用「液体ミルク」の導入の検討がスタートしました。これまで、食品衛生法上の規定が十分ではないため、乳児用液体ミルクの製造・販売は行われませんでしたが、その安全性を検討したうえで、日本での流通を目指しているようです。日本でも、ついに、液体ミルクを日常的に利用できる日が来るかもしれません。

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