ライター : h_yamamoto

ルバーブとは

欧米では一般的に食べられている「ルバーブ」。別名「ショクヨウダイオウ」と呼ばれています。まだあまり日本では浸透していませんが、そもそもどのような野菜なのでしょうか。まずはそこから説明したいと思います。 タデ科ダイオウ属であるルバーブは30〜40cmほどの葉柄(葉と茎を繋ぐ細い柄)に大きな葉っぱがついた野菜で、食べるのは葉柄の部分。実は、薬用植物の一種で、漢方にも用いられるんです。赤い色の印象が強いですが、実は葉柄が緑色のものもあるんですよ。

味わい

ルバーブはそのまま食べると、強い酸味と若干の渋みを感じます。海外では生で食べることも多いようですが、日本ではその癖を抑えるためにジャムにしたり、スイーツに使われるのが一般的です。

旬、産地

ルバーブの旬は初夏。4月から6月が、もっともおいしい時期とされています。また、秋にも再び収穫時期が訪れますが、初夏にとれるものとは違い酸味が控えめなのが特徴です。 ルバーブは原産がシベリアのため、寒い地域で栽培されます。日本では北海道や長野県がそこにあたります。

ルバーブの栄養と効果効能

ルバーブには三大栄養素のひとつである炭水化物が100g中6g含まれ、わたし達が生活する上で重要なエネルギー源となります。 また、カリウムが100gあたり400mg含まれており、細胞内の浸透圧を維持・調節してくれる役割があります。日本人は塩分摂取量が多いと言われているため、ナトリウムの排泄を促すカリウムの摂取がとても大切になります。 また、美しい肌を目指す女性には嬉しいビタミンCが、100g中5mg含まれています。

ルバーブの栽培方法

ルバーブは実は、家でも育てることのできる野菜。気になる方は方法を覚えて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

育て方

種まきは、4〜5月を目安におこないます。20〜22度が発芽をする際の適温なので、参考にしてくださいね。最初はポットで育て、本葉が3〜4枚ほどになったらプランターに移します。 寒い季節は日光に当てながら、暑い季節は直射日光を避け、涼しいところに置いておきましょう。水は、土の表面が乾いてきたらサッとあげる程度でOK。2年目以降から収穫が可能になります。数年間ほど収穫し続けられるので、長い目で育てましょう!

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