ライター : chika

管理栄養士 / 公認スポーツ栄養士 / 調理師

失敗しやすい?フルーツビネガー

フルーツの甘味と香りがふわっと広がり、さわやかな味わいの「フルーツビネガー」。酸味がまろやかなので、酢が苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。

酢にフルーツと氷砂糖を漬け込むだけで手軽にできますが、味がぼやけてしまったりフルーツが腐ってしまったりすることも。失敗しないフルーツビネガーの作り方のコツをチェックしましょう!

失敗する原因とは

失敗例解決策
味がぼやけてしまう氷砂糖でフルーツの成分しっかり抽出する
フルーツが腐ってしまう水洗いしたフルーツの水気をしっかり拭きとる
瓶が錆びてしまう金属の蓋の場合はラップを挟んで蓋をする

味がぼやけてしまう

フルーツ:酢:氷砂糖は、1:1:1の割合を目安に漬け込みましょう。甘さはお好みでOKですが、砂糖の浸透圧がフルーツの成分抽出を助けるため、減らし過ぎないようにしてください。

グラニュー糖や上白糖よりもゆっくり溶ける氷砂糖を使用することもポイント。フルーツの成分をじっくりと抽出でき、味がぼやけずバランスよく仕上がりますよ。

フルーツが腐ってしまう

フルーツの表面に水気が残ったまま漬け込むと、腐敗の原因となる場合があります。水洗いしたフルーツの水気はペーパータオルでしっかりふき取るようにしましょう。氷砂糖が溶けてフルーツビネガーが完成したら、漬けているフルーツを取り出すこともポイントです。

瓶が錆びてしまう

酸性である酢は、金属と反応すると錆びが発生する場合があります。フルーツビネガーは密閉できるガラス瓶を使用するのがおすすめ。蓋は裏側全体にシール材の付いたものか、ガラス瓶と金属蓋の間に薄いポリ袋やラップを挟むようにしましょう。

手軽な瓶の消毒でフルーツビネガーを長持ちさせよう!

フルーツビネガーを長持ちさせるには、瓶の消毒をしっかりとおこなうことが重要!作る前に瓶の消毒を怠ると、瓶に付着した雑菌で早く傷んでしまうことも……。

手軽で安全に雑菌を除去する方法が「煮沸消毒」です。消毒したい瓶を熱湯の中で煮ることで、付着していた雑菌を確実に減らすことができますよ。

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