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連載:離乳食、絶対に妥協できないから解決します。

「食中毒」というと、外食やお弁当などで起こるイメージがありますが、じつは家庭でも起こるのです。赤ちゃんは大人よりも細菌に弱いので気を付けてあげたいですね。今回は離乳食を作る際、食中毒を予防するためのポイントを紹介します。

梅雨を迎える前に、知っておきたいこと

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。
だんだん暑さが増してきたこの頃、今年ももうすぐ梅雨入りですね。

なにかとうっとうしい梅雨ですが、なかでも気になるのは食中毒です。現代の日本は、1年を通して快適な室温が保たれているため、食中毒は年中起こる可能性があると言われています。それでも、やはり梅雨時は目に見えて食べ物の腐ることが多いですよね。

特に離乳食期のお子さんをお持ちの方なら、いつもよりナーバスになるのも無理はありません。まだ内臓が成長過程にあり、大人よりも最近に弱い赤ちゃん。できるだけ守ってあげたいものです。

ということで、今回は食中毒予防のためのポイントをまとめてご紹介します。

はじめに、食中毒とは

そもそも、食中毒って何なのでしょう?

食中毒は細菌とウイルスによって発生する健康被害のこと。飲食店での外食やお弁当などで起こるイメージが強いですが、家庭でも十分に起こり得ます。
食中毒には大きく分けて2種類あります。

【感染型】
細菌に感染した食品を食べることによって起こるもの。例えば、腸炎ビブリオ菌、サルモレラ菌、赤痢菌などがあげられます。

【毒素型】
食品内で細菌が発生したことによって起こるもの。例えば、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌などがあげられます。

感染型、毒素型のどちらも家庭で発生する場合がありますが、続いて紹介するポイントを実践すれば感染リスクを減らすことができますよ。

食中毒予防、7つのポイント

では、離乳食における食中毒予防のポイントをお話しします。これは赤ちゃんだけでなく、大人の食事においても共通する事柄ですのでぜひ参考にしてください。

1.新鮮な食材を購入する

新鮮な食材を購入しましょう。色、ツヤ、賞味期限など、目で確認できる要素はどれも重要です。また、買った食材を家まで持ち歩く際はよく冷えた保冷バッグに入れるといいですね。

2.保存方法はキッチリと

特に乳製品、大豆製品、肉、魚などの生ものの保存は冷蔵庫に。買い物から帰ったら放置せず、すぐに入れるようにしましょう。

3.細菌をつけない

調理する際、食材に細菌を付けないようにしましょう。
①手洗いで消毒、②調理器具を洗って消毒。特に離乳食を作る時は、調理の前後に両方すると安心です。手洗い後の濡れた手も調理器具も、清潔な布巾やタオルで拭いてくださいね。

4.加熱する

離乳食の調理は加熱が基本です。特に、肉・魚などの生ものはいつもより長めに加熱しましょう。中心部の温度75度以上で1分間加熱すると、ほとんどの細菌が死滅します。ちなみに私の自治体の保育所給食では、90秒間75度以上で加熱しなければいけません。

5.清潔な食器を使う

食べる時に使う食器は清潔なものを使いましょう。食器は、洗って完全に乾燥してから食器棚に収納してくださいね。生乾きのまま収納すると、食器棚の中で菌が繁殖します。

6.賞味期限の確認

賞味期限を確認しましょう。私もよくやりがちですが、たくさん買いすぎて、気づけば冷蔵庫の奥に入れていた食材の賞味期限が切れていた……なんてことも。多少なら大人には大丈夫なことも、赤ちゃんにはNGです。

7.残ったらきちんと保存、早めに食べる

残った食材は、冷蔵保存で2日、冷凍保存なら1週間を目安に食べ切りましょう。食べ残しは、ママが食べる、もしくは処分するようにしてください。

おわりに

大人よりも細菌に弱い赤ちゃんです。大人なら“お腹が痛い”だけで済むものでも、赤ちゃんの場合は命にかかわることがあります。「これくらいなら大丈夫だろう」と思わず、捨てる勇気を持つことも、特に梅雨の時期には大切なことかもしれません。

次回予告

次回は、離乳食後期・完了期の赤ちゃん向けの「手づかみメニュー」をご紹介します!

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