ライター : kamomm

ところ変われば常識も変わる!?

お雑煮の中身やうどんのだしの話など、住んでいる都道府県によって違いが出る、地域性の話で盛り上がったことが、みなさんもあるのではないでしょうか。今回は、関西出身者との話から伺い知れた、関東と関西の食文化の違いを10個ご紹介します。

1. 食パンは何枚切り?

朝食によく食べられる食パン、みなさんのご家庭では何枚切りが定番ですか?関東では6枚、または8枚切りがポピュラーと聞きます。しかし、関西では4枚か5枚が最も使われているという話が。 関西では、食パンの全売り上げのうち、5枚切り食パンの売り上げはその5割を占めるのに対して、関東の5枚切りの売り上げは1割だったという製パンメーカーの調査結果もあるほど。みなさんの周りにいる関東、関西の人はどうでしょうか?

2. 三色目は青のりおはぎ

あんこのおはぎときな粉のおはぎ、これらについてはおそらく大半の方が食べたことがあると思います。では「青のりのおはぎ」はどうでしょう。関東に住まわれている方で食べたことのある方は少ないのでは? 関東で三色おはぎといえば、あんこ、きな粉、黒ごまの3つが定番なはず。しかし、関西では、黒ごまに替わって青のりのおはぎが3色目。 青のりは、お好み焼きやたこ焼きなどのトッピングイメージを持っている関東のみなさん、関西に行った際には青のりのおはぎをぜひ探してみてはいかがでしょう。

3. 関西のソースへのこだわり

とんかつ、たこ焼き、お好み焼き、ソースにお世話になる食べ物は多くありますが、関西では、料理によってソースを使い分けることが多いんです。とんかつには、とんかつソース、お好み焼きにはお好み焼きソースという具合。 関東でいろいろな料理にも使い回す「中濃ソース」を使ったことがないという関西の方は少なくはないそうですよ。

4. 「今川焼き」って何?

「今川焼き」は、小麦粉を溶いた生地の中に、あんこを入れて丸く焼いた、丸型のたい焼きのような和菓子。関西には、今川焼きと言っても通じないことが多いようなんです。関東で今川焼きと呼んでいる和菓子のことを、関西では「回転焼き」、兵庫の方では「御座候(ござそうろう)」という名称で親しまれています。関西地域から関東に来た人へ、今川焼きをすすめても、「今川焼きってなに?」という反応をされるかもしれません。

5. ところてんには黒蜜

夏が近づくと食べる機会が増える「ところてん」。関東では酢醤油と青のりをふりかけて頂くのがポピュラーだと思うのですが、関西では黒蜜をかける食ベ方が主流。黒蜜は、くず餅やわらび餅にかける認識が高い関東では、驚いてしまうなのでは?酢醤油を黒蜜に変えることに、ちょっと抵抗を抱く人も多いかもしれませんね。
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