ライター : 中田 馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事・中田家庭保育所施設長

赤ちゃんと一緒に楽しむイースター

こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。 ポカポカ陽気の日が増えて、過ごしやすくなってきたこの季節。冬の間に葉を落としていた木々も芽吹き、元気になってきました。 この季節のイベントといえば、日本でも近ごろ盛り上がりを見せているイースター。今回は、赤ちゃんと一緒に食べられる和テイストなイースター離乳食メニューをご紹介します。

イースターとは?

イースターは、イエス・キリストの復活を祝うお祭りです。キリスト教の人々にとっては、クリスマス以上に大切な行事ともいわれています。イースターの日には、クリスマスと同様に家族で食卓を囲みます。 イースターといえば、まっ先に思い描くのはイースターエッグ。どうして卵を使うのでしょうか?キリストが死の殻を破って命をふきかえしたということで、復活と生命を表しているそうです。 また、イースターに欠かせないもうひとつのシンボルがうさぎ。イースターうさぎは卵を運んできます。たくさん赤ちゃんを産むうさぎは、繁栄と多産を意味するそうです。 イースターは毎年日にちが変わります。2016年のイースターは3月27日です!

かわいく、おいしいイースター離乳食

では、簡単でおいしいイースター離乳食の作り方を3点ご紹介します。 すべて離乳食完了期向けのメニューです。

うさぎのイースターおにぎり

材料 ご飯 90g 大根 5g 焼きのり ほんの少し にんじん ほんの少し 作り方 ご飯を炊きます。 にんじんは花形に型取り湯がきます。大根はうさぎの耳の形に細長く2本切り、ゆがきます。 焼きのりで、目・鼻を作ります。 ご飯でうさぎの顔を作り、顔のパーツをのせていきます。

和風スコッチエッグスープ

材料 うずらの卵 1個 鷄ミンチ 10g 豆腐 10g 玉ねぎ 5g にんじん 5g ブロッコリー 5g かつお昆布だし 300ml しょう油 0.5ml 片栗粉 適量 作り方 1. うずらをゆでて、皮をむきます。 2. 鷄ミンチ、豆腐、みじん切りした玉ねぎをしっかり混ぜ合わせます。 3. 2を1に巻きつけます。 4. 3に片栗粉をまぶして、にんじん、ブロッコリーと一緒にだしで煮ます。 5. できあがる直前にしょうゆで風味づけします。

イースターひょっこりヒヨコ

材料 卵 1個 じゃがいも 15g にんじん ほんの少し 黒ごま 2粒 だし 大1/2 作り方 1. 固ゆで卵を作ります。じゃがいもは皮をむき、1cmの輪切りにしてゆがきます。にんじんはクチバシの形にカットしてゆがきます。 2. 皮をむいて、白身にジグザクの切り込みを入れます。 3. 卵の黄身とじゃがいもを潰しながら合わせます。だし汁を少し加えて滑らかにします。 4. 3をヒヨコの形にして、白身でサンドします。 5. 黒ごま、にんじんを使って目と口をつけます。 レタスやブロッコリー、プチトマトなどで彩りを加えると、いっそうきれいなイースタープレートになります。 かわいいイースター離乳食。もちろんイースター以外の日に作っても親子で楽しめるので、ぜひ参考にしてくださいね!

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