ライター : mihomiho

自宅で絶品「ショコラ ショ」を再現

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
店内に漂う、芳醇なカカオの香り。ひと口飲んだ瞬間、ショコラと牛乳が合わさって生まれる、濃厚な味わい。そして、後から追いかけるなめらかな口当たりに、ついうっとり。たった一杯の「ショコラ ショ」がこんなにも贅沢なひとときをもたらすなんて! そんな至福の美味しさが味わえるのは、誰もが知っている人気のショコラブランド<ジャン=ポール・エヴァン>のカフェ「バー ア ショコラ」。 今回は、伊勢丹新宿店本館地下1階にある<ジャン=ポール・エヴァン>で、ショコラ ショの美味しさの秘密と、自宅でも再現できる作り方の極意を聞きました。

「ショコラ ショ」の美味しさの秘密とは?

味の決め手はなんといっても、ショコラ ショ用のチョコレートの粉「プードル」に使用される「カカオ」。 <ジャン=ポール・エヴァン>といえば、洗練された素材選びとその絶妙なバランスが人気のショコラブランド。創業者のジャン=ポール・エヴァン氏は、とくにカカオへのこだわりが有名で、イメージするショコラに合うカカオを探し求め、世界中にあるカカオ農園を廻るほど。
<ジャン=ポール・エヴァン>ショコラ ショ 120g(カストール缶入) 1,880円(税込)
そんな同氏のこだわりが詰まっているショコラ ショのプードルは、ショップでも購入可能。実は筆者もこのプードルを使って、「ショコラ ショ」を作った経験があるのですが、お店と比べるとなぜか何かもの足りない味に……。 材料はショコラ ショのプードルと牛乳のみ。レシピは、牛乳を温めてプードルを溶かすだけなのに、何が違ったのでしょう?

ジャン=ポール・エヴァン流「ショコラ ショ」レシピ

なんでもあの芳醇なカカオの香り、なめらかな口当たりを再現するには、2つポイントがあるそう。
POINT① 決して沸騰させない POINT② たっぷり空気を含ませる
この2つさえおさえておけば、お店のショコラ ショの味わいに近づけるはず。 では早速、作ってみましょう!

材料(1人分)

ショコラ ショ(プードル)…20g 牛乳…100ml ※<ジャン=ポール・エヴァン>の「バー ア ショコラ」では成分無調整3.6%のものを使用
STEP1 空気を含ませながら、牛乳を温める
ミルクパンなど小さな鍋に牛乳を入れて弱火にかけ、泡立て器を横に振るように混ぜながら温める。
【ココがプロの技①】
泡立て器を休むことなくやさしく横に振るように混ぜることで、急激な沸騰を防ぎつつ、全体的に空気を含ませる。
STEP2 一気にパウダーを加える
牛乳が人肌程度に温まったところでプードルを一気に加える。 
STEP3 沸騰しないように、撹拌しながら温める
牛乳を混ぜ続けながら、プードルをしっかり溶かす。ここで、沸騰させてしまうと口当たりが悪くなってしまうので要注意!
【ココがプロの技②】
プードルを加えてからは、手を止めることなく泡立て器を横に振り、空気を含ませることを意識しながら混ぜ続けることが大切。沸騰しないように、時々火からおろし、温度の上昇を防ぐ。
粉っぽさがなくなり、全体的に少しとろみがついてきたら完成。そのまま飲むのはもちろん、生クリームやスパイスを加えてアレンジしたり、暑い時期は冷蔵庫で冷やして『ショコラ グラッセ』として飲んだりするのも美味しいそう。 好みのアレンジを試せるのは、自宅で作るショコラ ショならでは。あなたも本格「ショコラ ショ」作りにチャレンジしてみては。
ジャン=ポール・エヴァン フランスを代表するショコラティエの一人、ジャン=ポール・エヴァン氏によるショコラブランド。伊勢丹新宿店本館地下1階では、ショコラが並ぶ「カーヴ ア ショコラ」とカフェスペース「バー ア ショコラ」が隣接する。「カーヴ ア ショコラ」は、ガラス張りで区切られ、ショコラを保存するのに最も適した室温18~19℃に保たれている。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
提供元:

編集部のおすすめ