ライター : とも

子育てフードライター

「ちぢみほうれん草」とは?

ちぢみほうれん草は別名「寒じめほうれん草」とも呼ばれます。一般的なほうれん草に比べ、厚みのあるちぢれた葉と太い茎が特徴です。通常、冬に野菜を栽培する際はハウス栽培が主流ですが、あえて露地栽培で育て、冬の寒気にさらすことで一般的なほうれん草よりも甘みが増します。(※1,2)

旬の時期はいつ?

ちぢみほうれん草は、12月~2月が旬。11月の半ばを過ぎ、寒さが厳しくなるにつれてじっくりと甘みを蓄えます。冬に旬を迎える、期間限定の野菜と言えるでしょう。(※1,2)

どんな栄養がある?

ほうれん草は、鉄分やビタミンC、カルシウムなどを多く含む、栄養価の高い野菜。なかでもちぢみほうれん草は、寒気にさらすことで自らの身を守るため、栄養をぎゅっと蓄えます。一般的なほうれん草よりも、甘みやビタミンCは1.5〜2倍になるとされています。(※2,3)

下ゆで・保存方法

ちぢみほうれん草は、湿らせた新聞紙に包んでから袋に入れて保存します。野菜室で立てた状態にしておくと、長持ちしますよ。すぐに食べない場合は下ゆでして冷凍保存しておきましょう。

また、ちぢみほうれん草はシュウ酸を含むので、下ゆでしてから調理するのが基本です。熱湯で1〜2分ゆでたら冷水にとり冷やします。水気をよく絞ってください。(※3)

定番!ちぢみほうれん草の和え物レシピ4選

1. ちぢみほうれん草のごま和え

ほうれん草といえばこれ!という王道レシピです。もちろん、ちぢみほうれん草でもOK。和え衣は、だし汁や白すりごまなどを混ぜて作ります。ほうれん草独特のクセが気になる方も、しっかり味の和え衣なら食べやすいですよ。

2. ちぢみほうれん草の柚子こしょう和え

ポン酢しょうゆと柚子こしょうで味付けする、和え物のレシピ。ちぢみほうれん草は、歯ごたえを残すためにさっとゆでましょう。ポン酢しょうゆのさっぱりとした風味と、柚子こしょうの辛みがベストマッチです。柚子こしょうがよく混ざるよう、あらかじめボウルであわせておくと良いですよ。

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