ライター : morico

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ババガヌーシュとは

Photo by morico

ババガヌーシュとは皮をむいた焼きなすとタヒニをペースト状にした料理です。タヒニとは中東料理で使われるごまの調味料で、日本でいう白ねりごまのようなもの。ババガヌーシュは中東や地中海が発祥の料理と言われており、そのまま料理に添えたりパンやクラッカーにディップして食べたりします。

アラビア語で「父」という意味の「Baba(ババ)」に、人名である「Ganoush(ガヌーシュ)」を組み合わせた料理名は「甘やかされた父」「気ままなお父さん」などを意味しているようです。一説には、娘が歯のないお父さんでも食べやすいように作ったとも言われています。

中東の味を家庭で。ババガヌーシュのレシピ

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調理時間 25
*粗熱を取る時間は含みません
ババガヌーシュの基本レシピをご紹介。こちらのレシピでは購入しやすい白ねりごまで作ります。もちろんタヒニを使ってもOKです。白ねりごまの風味に異国感のある味わいはクセになりますよ。

材料(2人分)

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コツ・ポイント

  1. なすの焼き時間は各家庭でお使いのトースターによって変わります。3分間隔くらいで様子を見て、なすを転がしながら焼き加減は調整してください
  2. なすの粗熱を取るときに、ラップをして蒸らすようにすると皮がむきやすいです

作り方

1.なすに切り込みを入れる

ガクを取り、切れ込みを入れたなすを持っている様子

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なすのガク部分に少し切り込みを入れて、ガクを取り除きます。5mmくらいの切れ込みを縦に3本入れます。

2.トースターで焼く

アルミホイルを敷いた天板になすが並んでいる様子

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天板の上にアルミホイルを敷き、なすを並べます。トースターで10~15分焼きます。3分間隔くらいで様子を見て、転がすようにしてください。焼き上がったら耐熱皿に移し、ラップをして粗熱を取ります。

3.なすの皮をむいて切る

白い皿に皮をむいてカットしたなすが入っている様子

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なすの粗熱を取ったらガクを切り落とし、皮をむきます。2cm幅くらいにカットします。

4.にんにくを切る

白い皿に薄切りにしたにんにくが置かれている様子

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にんにくは芯を取り、薄切りにします。

5.フードプロセッサーで撹拌させる

フードプロセッサーになすとにんにく、調味料が入っている様子

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フードプロセッサーに(a)とカットしたなすとにんにくを入れます。なめらかになるまで撹拌させます。

6.トッピングをして完成

白い器にババガヌーシュを盛り、トッピングしている様子

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なめらかになったら器に盛ります。オリーブオイルとパセリ、パプリカパウダーをトッピングして完成です。

ババガヌーシュは意外と簡単

なすをペースト状にした料理は中東で数多くあり、そのなかでも親しまれているのがババガヌーシュです。焼きなすの皮をむいて白ねりごまや調味料とペースト状にするだけなので、意外と簡単に作れますよ。白ねりごまの香りが豊かでやさしいなすの味わいを感じられます。自宅で中東料理に触れてみてはいかがでしょうか。

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