ライター : potun

うまいだけじゃダメ!追求するラーメンの理想が高い!〜ここ芸術的〜

「美味しいのはもちろんのこと、人の心と身体に良いラーメンを目指しています」 お店の場所は、国道246玉川通りから 1本先に入った路地沿い。 渋谷駅・神泉駅から徒歩10分程。
2011年1月オープン。 有名セレクトショップ「BEAMS」で役員だった現在の店主が、 独学で沖縄にラーメン店を開店し渋谷へ移転。 渋谷の道玄坂上交差点から少し入ったところにあります。

こだわるのはラーメンそのもの!!店舗の内装ではない!!〜ここ芸術的〜

20年以上続いた喫茶店の居抜き。 なので、ラーメン屋さんというよりも 昔ながらの喫茶店的な雰囲気。 非常に落ち着いた空間。

まさに所信表明!!こだわりが文字になっている!!〜ここ芸術的〜

ラーメンを待っている間に、店主の想いをまずは読む。 何度も何度も繰り返し読み込むことで、脳に染み渡るラーメンへ賭ける情熱。 「良いものを提供したい」というこだわりをヒシヒシと感じる。
・出汁  国内産「煮干」「節類」「昆布」使用 ・醤油タレ  「天然醸造の小豆島産醤油」をベースに「純米酒」、伊豆大島の海水を「平釜で煮て作った塩」、糖蜜も加えていない沖縄多良間産「純黒糖」を使用 ・香味油  豚の背脂から取り出した自家製ラード、純正胡麻油を合わせてネギで風味づけ ・麺  (ミネラル分を排出する)リン酸を含まないかんすい」を使用 ・玉子  平飼いの「健康な鶏の有精卵」 ・焼き海苔  酸処理(農薬のようなもの)を施さない、昔ながらの製法で作られた焼き海苔。

半ラーメンや半ライスなど、大と小がある!!!〜ここ芸術的〜

ラーメンの他に、サイドメニューとしてチャーシュー丼や卵かけごはんなどがあります。 半ラーメンは、特に女性人気が高い。 カップルや小さな子供連れのお客が多いのも納得。

提供の際のひとこと!!!「海苔が溶けやすくなっているので、お気をつけ下さい」〜ここ芸術的〜

秋の一番摘みのみを使用しているという焼海苔。 溶けやすいので別皿で提供しているそう。 必ず提供の際に言ってくれるひとこと。 言ってもらえたときに、安心感を抱いてしまう! 「何度も来てるから分かってるよ〜」と思いつつ、 実はその思いやりが嬉しいのだ。胸に染みるのだ。 ある種のマンネリズム。偉大なるマンネリズム。 これはまさに芸術と言える!!!
リン酸を含まないかんすいを使用しているという 江戸玉川屋の特注麺。 すするとお出汁の風味を運んできてくれます。

たかがラーメン、されどラーメン!〜ここ芸術的〜

スープはあっさりとした優しい味わいながら、節系のしっかりとした旨味があり、 上品な味わい。 奥深さを感じるエレガントな香り!!ここらへんも芸術的。 香味油・タレ・スープのバランスが素晴らしく自然な味わい!!感動的な旨さ!!! 最後の一滴までスープをすくい終わった瞬間に、一杯のラーメンが芸術の域にまで 昇華されたという真実を認めざるを得ないだろう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ