ライター : BBC

北海道のご当地料理「ごっこ汁」

北海道のご当地料理として知られている「ごっこ汁」ってご存知でしょうか?冬の北海道のスーパーや市場に行くと材料が「今晩のおすすめ」として売られているそうです。汁には白身とゼラチン質の身が入っていて、みそ風味やお吸い物、鍋料理などで食べられるとか。

材料は?

ごっこ汁の材料は「ホテイウオ」。漢字で書くと「布袋魚」となるそうです。スーパーや市場に行くと見ることができるぷっくりとした形でぽよんとした魚がそれです。インパクトの強い見た目はちょっと怖い!?
「ホテイウオ」はうろこがなく、黒くテカリ、ぬめりがあるためにちょっと食べるのに抵抗があるかもしれませんが、その身にはコラーゲンがたっぷりでプルプル♪食べたときに味わえる身のプルプル感と卵のプチプチとした食感、トロッとした旨みがたまらないとか。
ゴッコの最もポピュラーな食べ方は醤油味だそうです。しかし、地域や家庭によって入れる材料や味付けも違いがあり、みそ味もおいしいとか。
つくる時は内臓を取り、一度湯通ししてから鍋や味噌汁に入れて、ねぎや豆腐と一緒に楽しみましょう。
味はあっさりとしながらも芳醇な海の香りとコクがふんだんに伝わってくるそうで、ねぎの香りとともに舌に広がる旨みは一度食べるとクセになるそうです。ゴッコはメスの卵が特にぷりぷりとしておいしいそうで、値段はオスよりメスのが高いとか。ときには倍ほどの値段がつくことも。
コラーゲンたっぷりの「ごっこ汁」!機会があればぜひ食べてみたいですね♪
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